US日記21. ロッククライミングに挑戦
ユタのAdobeオフィスにはカフェテリアの上にフィットネスセンターがあり、社員は無料で利用できます。
各種トレーニングマシンに加えて、写真右手にはロッククライミング(ボルダリング)用の壁もあります。
昼休みにロッカーで着替えて、チョークと専用シューズを使って本格的に取り組む人が多いです。
同僚に誘われて、何度か挑戦してみました。
レベルはいろいろあり、近くにあるボルダリングジムの人が来て三ヶ月に一度レイアウトを変更してくれます。
私は最初は普通の靴で試していたのですが、足が滑って効率が悪いので、結局ロッククライミング用の専用シューズを買いました。
さらにバンクーバーでも
バンクーバーにもジムがあったので、入会してみました。The Hiveというところ(写真ギャラリー)で、月間無制限のコースが$85。MEC(カナダ版のREI)のメンバーだとさらに割引があります。男女半半くらいの割合で、若者が夕方から夜にかけて集まってきます。
30分もすると腕がパンパンになり、手のひらが痛くなります。手や腕が回復するまで数日かかるので、週に2回通っていました。1ヶ月で合計8回。簡単なルートはほぼ制覇しました。
上手な人が登るのを見ていると勉強になります。一方、途中でボトンと落ちる人も多いので、本場とはいえレベルはいろいろです。失敗を恐れずに挑戦する人を見ていると、勇気付けられます。
調べて分かったこと
上達したいので、登り方について調べてみました。参考になったポイントは
- 腕を曲げていると疲れてしまうので、なるべく伸ばす
- 腕で強引に体を引き上げないで、なるべく足で登る
- 重心を体の中心にとどめておく必要は無い
- 足はホールドが無い壁に置いても良い
ユタのモアブで崖のフリークライミングに挑戦
慣れてきたので、8月17日にはユタ州南部のモアブ (Moab) でフリークライミングに挑戦してみました。
モアブ町の北側にあるWall Streetと呼ばれる場所で、切り立った絶壁の壁が道路沿いに続いています。
(画像のオリジナルは[The Kid Project](http://kidproject.org/2013/02/18/moab-utah-natures-version-of-wall-st/))いろんなルートがありますが、今回登ったのは、垂直ではなく少し傾斜があり、クラックがある初心者〜中級者向けルート。
GoProで動画を撮影してもらいました。
クラックの間に手を挟めて途中まで登った後は、掴める場所が少なくなるので、難易度が上がります。つま先で小さな突起に乗ったり、手のひらでバランスをとったりして、何とか上に上がっていきました。
上から見下ろすと、道路の向かい側を流れるコロラド川の絶景が見えます。
下りはロープでスルスルとラペリングして降下するので簡単です。
登る前に「難しそうだからクラックの上まででやめとく」などと弱気を吐いていたところ、ジャレッドに「上まで登り切ると思って登れば登れるんだ!」と励まされ、上まで登ることにしました。そしてゴール達成!できそうにないことでも、やればできるもんですね。仕事にも通じる良い教訓です。
日本でも息子に技を伝授
日本の自宅近所のボルダリングジムが改装で広くなったので、息子と行ってみました。
自分がUSで覚えて実践してきたことを子どもに伝授。楽しみながらエクササイズできるので気に入ったようです。
子どもを勝手に遊ばせて見学するママが多い中、アメリカとカナダで覚えたことを子どもに教える父親という役割を果たせることに感謝!