旅は準備から始まります。出発までに行ったことをメモしておきます。

飛行機

成田―ソルトレイクシティ間の場合、安いのはデルタかUnitedでした(時期による)。飛行機の座席についてのサイトで調べたところ、共用テレビが遠くの壁についている機体と、前の座席の裏側に個人用のテレビがついている機体があることがわかりました。そういえばOmniture Summitに参加した時の帰りはテレビが無くて退屈だったので、これは重要!席の良し悪しも解説されていたので、旅行会社に列と番号の希望を伝えることにしました。マニアックだけど役に立つサイトがあるもんです。

参考 : SeatExpert, SeatGuru

2017年追記:リニューアルされたSeatGuruの方が見やすく使いやすくなりました。機内エンタメは動画をiTunesやNetflixでダウンロードしたiPadをタブレットスタンドと一緒に持ち込むのがベストという結論に至ったので、今は重視していません。

レンタカー

まず、空港からアパートまで45分ほど自分で運転します。アパートから会社への通勤は車で10分程度。片道90分かかる日本の現状とは大違いですが、電車で執筆ができなくなるのが残念…。
カーナビのオプションはつけないで、着脱式のを上司に買っておいてもらうことにしました。雪が積もるようになったら安全のため、4WDなどに変更する予定。慎重に運転しようっと。ストリートビューで通勤のイメトレもしましたw

2017年追記:日本のレンタカーではカーナビは無料でついていますが、USでは有償オプションでした。小さくて使いにくいので、スマホがあれば不要です。「カーナビ不要」で契約したのに車についていたこともあります。

国際運転免許証

日本の運転免許証を持っていれば、管轄の運転免許センターですぐ発行してもらえます。これ自体に効力は無いので、渡航時は日本語の免許証も持っていく必要があるそうです。

2017年追記:日本の免許証の提示を求められたことは一度もありません。

国際運転免許証のWikipediaページ
参考 : Wikipedia

アパート

本社のHRが紹介してくれた提携代理店とやりとりし、Cortland Ridgeに決めました。長期滞在用のMarriott TownePlace Suites Provo Oremから800mほど東にある、法人向けのアパートです。「長く住むならホテルよりfurnishedなアパートの方が良い」らしいです。広いとか、キッチンがフル仕様だとか、大きな違いがあります。家具付きで一日95ドルと、予算内です。月2回のHousekeeping(掃除代行)オプションをつけました。ホテルの方がタオル類の交換、掃除、ランドリーサービスがあるので楽かも?暖炉と煙突がついているのが寒いユタっぽいです。

アパートの写真

2017年追記:アパートの方が断然良かったです。雪が降るのでガレージ付きがおすすめ。家具付きだと家賃が3倍以上になる(毎月3千ドル)ので、長期で個人負担の場合は普通に家具なしでアパートを契約すると節約できます。

ATMで現金を引き出せるデビットカード

調べたところ、新生銀行(4%)、楽天銀行(2.94%)、スルガ銀行(3%+210円)、りそな銀行(2.5%)が扱っていました。手数料が銀行によってだいぶ違います。資金移動が面倒なので既に口座がある楽天銀行で申し込んだところ、1週間程度でカードが届きました。VISAのデビットカードです。

楽天銀行のデビットカード
参考 : Visaデビット

三井住友、JTB、三菱東京UFJ、みずほ銀行はすでに海外ATMサービスの新規受付を終了していました。利益率が低いのか、人気がないのか、終了した理由は謎…。

2017年追記:現地の銀行でドル建ての口座を開いてデビットカードで買い物をし、日本円をドル建てで送金するのはシティバンクのマルチ口座と外貨ATMカードを使うのがベストでした。今は状況が変わっているかも。

当日持って行くものの準備

夏・秋・冬と季節が変わるので、服がけっこうかさばります。念のためスーツも持って行きます。衣類は諦めて郵送(UPS?)することにしました。Apple TVとRoku(HuluやNetflixに対応したセットトップボックス) 、外付けの小さなUSBモニタ、キーボード、iPadも持っていくので、服が入る余地がほとんど無いのです。カレーとかラーメンも持っていきたいけど、あまり自炊することはないかも。太らないように、アジア系のレストランで小食を続けることにします。

所感

と、できることはしておきました。長期出張扱いなので、娯楽以外は時間もお金も使わずに生きていけます。麻布とかに住む外人の逆パターン?? でも考えてみると、これで時間を無駄にせずに仕事に専念できるわけです。せっかく雇うのだから、最高のパフォーマンスを出せるように環境に投資する、って合理的なのでしょう。

単身なので、夜や週末はアパートにこもって研究と執筆、たまに遠出して取材、に力を入れようと思っています。いろいろ日本に還元するのでお楽しみに!

2017年追記:と思っていたんですが、現地の友人とアウトドアを楽しむことが多く、家にはあまりいませんでした…(^^;