US日記13. 充実の仕事環境をようやくGET
パーティションで仕切られた部屋のようなデスクをCubicle(キュービクル)と呼びます。
メーカーやモデルによっていろいろな種類がありますが、ユタのAdobeで使われているのはSteelcase製ので、くの字型のデスク、引き出し、棚、棚の下にライト、そして後ろ側には大きな個人用ホワイトボードがついています。
サイズは大きく、8x8インチもあります。といっても大きさが分かりにくいので、比較してみました。
日本人と言えば、畳。6畳の部屋と比較すると
6畳の部屋 | 340×255 cm |
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Cubicle | 203×203 cm |
面積でいうと、4.2畳分ですね。図にしてみます。
さらに、ベッドのサイズで比較してみます。
1950×920 cmなので、シングルベッドがちょうど二つ入ります。
デカい!4.2畳というよりも大きく感じられます。カプセルホテルよりも広いのは間違いないですね。余裕で寝泊りできます。
パーティションの数を減らすため、このCubicleは連続して設置されます。Cubicle Farmと呼ぶそうです。
席の後ろには個人用ホワイトボードが。書きながら議論したり、メモできるので便利です。
椅子は希望すれば、エルゴノミックスのコンサルタントが来てサイズをしらべたり質問をして、人それぞれに合った設備をレコメンドしてくれます。私の場合は、標準的なモデルよりも小さなAサイズのアーロンチェア、肩に力を入れずに脇を締めて腕が90度になるようにキーボードを下げるためのキーボードトレイ、モニタの位置と角度を調整するためのモニタアーム、ノートPCの位置をモニタと合わせるための台、を提案され、調達しました。
自然な姿勢で仕事できるので、椅子や机の存在を忘れて仕事に集中できます。 特にアパートに戻ると、この環境の価値を再認識できます。ソファよりもベッドよりも快適なのです。作業する時は週末でも会社に来るようになりました。
こうして、環境に投資して従業員の生産性を高めるのはマネージャーの役目。これでパフォーマンスが出なければ本人の責任ということですね。