US日記20. トランクルーム(貸し倉庫)の日米比較
数ヶ月ごとに住む国を変えるノマド生活をしていると、モノの管理に困ります。
短期の旅行ではないので、たまにしか使わないモノや服、趣味の楽器なども持っていきます。調理器具、キャンプ用品、マウンテンバイク、スキー、登山用品など現地で買ったものも合わせると、段ボール10個分くらいの荷物になります。
国を移動する時はアパートを一度引き払うので、その間の保管場所として最初は会社のデスクに置いていたのですが、
もう収まりきらなくなったので、レンタルストレージ(日本でいうトランクルーム=貸し倉庫)を利用することにしました。
普及しているトランクルーム
調べたところ、あちこちにあります。
アメリカでは家が広く、地下室やガレージもあるのに、それでも収納に困って倉庫を借りる人がいます。
ヨットやキャンピングカー、家具など大きなものを預ける人もいるので規模が違うかも。
※どんなものを預けるのかについては、Storage Warsというテレビ番組が参考になります。
放棄された倉庫のオークションでお宝をGETするという番組です。
広くて安いキングアーサー
私が契約したのは、アパートと会社に近いKing Arthur Self Storage。
堅牢なお城のような建物はフリーウェイからも見えます。
大小いろいろなルーム
屋外には車が入る大きなスペースが並んでいます。
屋外の場合はエアコンがついていないので、何でも入れられるわけではありません。
三階建ての建物は空調付きで、小さめのユニットが並んでいます。数百はありそう。
一番小さいスペースをレンタル
5x5 feet(152cm x 152cm)の一番小さいユニットを借りてみました。
月額26ドルと格安です。
初期費用は$15のみで、敷金や保証人制度はありません。
月単位の自動延長システムです。支払いにはクレジットカードが使えます。
荷物を入れるまで
駐車スペースや廊下、エレベーターが広いので、車から楽に荷物を搬入できます。
鍵は持ち込み可能なのが普通です。
日本のようにシリンダー式の鍵を支給されると鍵を紛失した時のコストが高くなるので、助かります。
ほぼ満タンになりました。
国を移動する前後にはユタの倉庫に立ち寄って、荷物を入れ替えします。
それぞれの箱を開けて入れ替えるので、通路を占領して作業します(笑)
日本でもトランクルームを借りてみた
便利なので、日本でも借りてみました。
都内にはいろいろあるみたいですが、千葉にはあまりありません。
比較検討した結果、空調つきで自宅に近い佐倉のトランクルーム「ハロートランク」に決めました。
借りたのは1帖(135cm x 135cm)のトランクルームで月額7,350円。2階なので1階よりも約1,000円安くなっています。
手数料やら保証料やらで初期費用が約3ヶ月分かかりました。さらに年単位の契約になります。
不動産の賃貸と同じような扱いになるらしく、契約書への捺印など手続きがちょっと面倒でした。
クレジットカードは使えず、銀行口座からの自動引き落としになります。
日本のトランクルームはアメリカのと比べて手続きが面倒で、値段も3倍近い(ユタと千葉の比較)ですが、それでも便利ですね。荷物が意外とたくさん入ります。「え、まだ入るの?」と車で3往復しました。
おかげで家が広くなりました。空調付きのトランクルームなら、押し入れのように暗く、じめじめすることがないので、自宅よりも良い状態で保管できます。
日本でももっと普及して、USのように手軽に利用できるようになってほしいですね。