プレゼンや実務で使える英語フレーズ集 その4
社内での会話で使える英会話フレーズをさらに11個、紹介します。
I am not sure if I follow.
「おっしゃる意味が良く分かりません。」
説明に追いついていけているのか分からない、という言い方です。I don’t follow you.とも言うようです。文法的にはfollowは他動詞なので、何をフォローするのかの対象が必要だと思うのですが、最近はどうもシンプルに省略するのが普通のようです。
“I can’t understand.”などとバカっぽい言い方をしてはいけません。cannotだと自分の理解力が低いことを公言するようなものなので、自分は通常は理解力があるけれども今の説明は不十分だから追いついていないよ、と言うんですね。
I am sorry if I am overstepping.
「余計なお世話だったらごめんなさい。」
映画みたいにみんなストレートにぶつかり合っているわけではなく、けっこう気を遣ったり空気を読んだりしています。
Eventually.
「だんだんね。」
相手が言ったことの一部は認めるけど、それは時間かかるよね、とやわらかく一部否定しています。
You know what, I’m okay with this.
「そうだなー、まぁこれでもいいけど。」
解決策を議論していて、相手から提案された解決策は完ぺきではないけど妥協できなくもない、というシチュエーションです。
It’s not in the DNA of this company.
「この会社はそういうの苦手だから。」
会社がこれまで受け継いできた伝統としてのDNAの中にそれは組み込まれていない、と。社内での会話で使える表現です。
Never mind.
「まぁ良いでしょう。」
言ったことに大きな意味がないので話題を変えたい時に。
Is there anything I can do for you?
「(以上だけど)他に何か?」
「他に何かしてあげられることはありますか?」という意味ですが、依頼者が「ありがとう」と去らないでいる時に、依頼を受けた側が「もう終わったからバイバイ」とやわらかく伝えるためにも使えます。文字通り受け取って「えーっと、実は」などと考えず、お礼を言って去りましょう。
Congratulation on your new chapter.
「新天地でのご活躍を祈ってます。」
転職が決まると、日本では「ショック」「残念」「悲しい」「短い間でしたが」「もっとXXしたかった」と後ろ向きな反応が多いですが、USの場合は次に何をするのかの話を聞いてから「良かったね」「次が決まっておめでとう」と祝うのが普通です。
本人にとっては、去る会社のことはすでに過去のこと。後ろ髪を引かれても迷惑なだけので、将来について語るのは良いことですね。chapter以外にjourney、もっと具体的にはjobやpositionなども使えます。
Good for you!
「良かったね」 「それはラッキーでしたね」
何か相手が言ったことがその人にとって良いことだった時の返しとして。
Too bad for you.
「それは残念だったな」
これは逆。半分冗談で言う人もいますが、難易度が高く、意地悪な感じなのであまり使わない方が良いかも。逆の表現方法ということで参考まで。
That’s for sure.
「それは間違いない」「ホントに」「全くだね」
自分や相手の発言に続けて。
以上、なるべくコンテクスト(シチュエーション)が分かるようにご紹介しました。日本語と1:1にして覚えるのではなく、どういう時にどう表現するのか、シチュエーションを思い浮かべて映像的に覚えると良いです。