ママよりパソに詳しくなった小学生から学べること
こども:ママが、むせんがつながらなくなったから直して、だって
と、子どもがノートPCをもってパパのところにトコトコとやってきました。
我が家のThinkPadは無線LANのスイッチが手前にあり、意図せずスライドしてしまうことがあります。
またそのパターンだろう、ハードウェアスイッチはOSの設定よりも優先されるからなー、と思いつつ、
パパ:これね、手前にあるここが緑になっていないとダメだよ。
こども:それは、あたりまえだと思うけどさ。
ん?
パパ:あれ、教えたっけ?
こども:だってそうしないとメイプル(オンラインゲーム)とかできないから。
パパ:そっか…。
そう言われてみれば、ネットゲームの場合はスライドした瞬間にサーバーとの接続が切れるし、戻すと「元の状態に戻しますか」というようなダイアログが出ます。この因果関係から「これはネット接続のスイッチだ」と推測できるのでしょう。
と感心していたところ、さらに
こども:知恵がついたの。
いろいろ試すと発見があり、それを覚えてだんだん詳しくなっている、ということを自分でも分かっているようです。
大人はいつしか、目に見えるにも関わらず、分からないことから目を背けているのかも?
スライドできそうなスイッチがある部分に注意を向けることすらしないため、スイッチの存在にすら気が付かない。
気付いたとしても何なのか分からないので、さわらない。
試さないので、何が起こるのか体験できない。
例え試したとしても、その結果から学び、記憶に留めることができるでしょうか?
心を真っ白にして目の前のことに注意を向け、勇気を持って行動を起こし、その結果から学ぶ。子どもの頃の初心を忘れないようにしたいものです。
次回は綿アメからの学びについてです。