プレゼンや実務で使える英語フレーズ集 その6
現場で使える英語シリーズ5作目。USで耳にした便利フレーズが10個集まったので公開します。
Can you guys hear me alright?
「ちゃんと聞こえてる?」
プレゼンの最初にマイクをテストする時に。疑問文ですが、最後のイントネーションを上げないで逆に下げると、それっぽく聞こえます。
Can you tell me a little bit about xxx?
「~についてもう少し詳しく教えてください。」
これはプレゼンを聞く側からの質問で聞きました。
自分は何が分からないのか、何を知りたいのかを明確にしないので、「ボーッとしていて聞いていなかったので、もう一度説明して」という婉曲表現としても使えます。話す側にとってはちょっと迷惑かもしれませんが、具体的すぎる質問は他のオーディエンスにとっては参考にならないこともあるので、「そこ、自分も聞き逃した!」と密かに喜ぶ人もいるようです。
It depends.
「時と場合によります。」
これも便利フレーズ。判断を求められ、「そんな簡単な話ではない」「いろいろ考慮しないと」と伝えたい場合にどうぞ。とりあえず時間を稼ぎたい場合にも使えます。
この手のお決まりフレーズは同一セッション内で繰り返すとバカっぽいので、いくつかバリエーションを暗記しておきましょう。
Intriguing.
「実に興味深い。」(サイエンティスト風)
驚きの技術検証結果を伝えた後の反応でした。
「Interesting」は、最近は「あっそう」「へぇ」「異論あるけどまぁいいや」のように意味が変わってきているので(日本語の「適当」が「テキトー」になったのと同じ)、かわりにこの単語を使ったようです。「Interesting」は誤解される可能性がある微妙な言葉なので、表情やその後の発言に気をつける必要があります。
I am a little biased because…
「~なので偏っているかもしれませんが、」
相手があまり賛同(反応)しなかったのに説明を続ける必要がある場合の言い訳として。
I replaced him.
「彼の後任です。」
リプレイスというと、ダメなやつを飛ばして改善する、という印象があるのですが、新任が前任者の目の前で言っていたので、ネガティブな意味はないようです。となると、「オレが奴をリプレイスした。」ではなく、単に「私は彼の後任なんです。」というのが適切な訳ですね。
No, I’m good. Thank you.
「いえ、結構です。」
USでは、飲み物をオファーされたり、お店でヘルプが必要か声をかけられることが多いです。うろたえずにサクッと即答できるように練習しておきましょう。
iPhoneにAndroidのキャラのかざりをつけているのですが、それを見て「それは NGだよ。やってはイケナイ!」と笑いながら言われました。
トランプなどでチートされた時に「ズルい、それはダメっ」と言う時もこう言います。
What is your problem?
「文句あんの?」
相手が何か自分に対して不満がありそうな態度や発言をした場合の逆ギレ方法。「自分が何か悪いことでも?」とへりくだるのではなく、「(オレは問題ない。)お前にとっての不都合は何なんだ?」という表現方法です。テレビドラマで何度か聞きました。
実際の会話で耳にすることは少ないと思いますが、表現方法がアメリカっぽいので紹介しておきます。
I’ll ping you tomorrow if that’s okay.
「また明日連絡してもいい?」
週末に集まる約束をした後に。具体的な時間や場所を決めないまま、とりあえず明日連絡する、という現代風のコミュニケーションスタイルです。
また連絡をする場合は、携帯のSMSが使われます。TwitterのDMやFacebookのメッセージよりもSMS(ショートメッセージ)が一般的のようです。