こどもアクセス解析教室
こどもと作ったアプリ紹介の記事を11/14に公開してから1ヶ月経ったので、アクセス結果についてまとめました。
アフィリエイトの報酬は子どもにお小遣いとして還元する約束になっています。さて、結果は?
パパから10歳の息子へ
パパ:このまえ一緒に作ったページがどれくらい見られたか、調べたよ。
あの日に紹介したツイッターで56回クリックされてました。
公開直後の紹介ツイッター
DSよりiPhoneとiPadが好きな10歳が選んだアプリ29のかんそう文 http://goo.gl/szSOc
パパのツイッターは1300人がフォローしてる(お気に入りに入れてる)けど、ほんとに読んでいるひとはその一部だけ。でも、書いた内容がおもしろいと、他の人がそれを別の人に紹介してくれます。今回は、5回くらい紹介(RT=リツイート)してくれたみたい。Topsyってサービスで調べるとわかる。その時のコメントを読むと、何がおもしろいと思ってもらえたのかが分かるよ。
子供との掛け合いがイイ感じ!(^o^)
ツイッター以外にも、パパのサイト全体をお気に入りに入れている人もいて、RSSというのを使うと、新しいページができた時に知らせてもらえます。
見てもらえた回数
そういういろんな人がいて、結局一ヶ月で302人が895回見てくれました。
子ども:そんなに!
パパ:人数よりも回数が多いのは、同じ人が何回か開くことがあるから。
開いた回数=ページビュー
開いた人数=訪問者数(ユニークビジター数)
訪問は英語でビジットといいます。だから訪問者はビジター。
ユニークと前につけるのは、同じ人は1回しか足さないから。
ユニーク=面白い、という意味ではなくて、その人だけ、という意味なの。ほんとは。
表示された回数をぜんぶ足す「ページビュー」は、ページの中のリンクを押して、元に戻っただけでも2回、になってしまうから、あまり意味がない。ページビューなんて知らなくてもいいんだけど、なぜかみんな気にするから、意味がないことだけ覚えておいて。
毎日のアクセスを表にしてみると…
だんだん減っているのがわかるでしょ。ツイッターは、古い発言(つぶやき)があっという間に古くなって誰も見なくなるから、アクセスも減っていくの。
でも、Googleとかで検索してページに来る人は、そんなに減らない。検索された回数だけをグラフにすると…
だから、検索して来る人を増やさないと、せっかく書いたページはすぐに見られなくなっちゃう。
よく検索される言葉を文章に入れたり、検索結果の画面のタイトルや説明文を工夫するのがおすすめ。
例えば、どういうキーワードで検索してこのページに来たのかを調べてみると…
子ども系の検索キーワード
- 子供に人気 無料アプリ
- iPad DS
- iPad アプリ 子供
- iPad こども アプリ
- iPad 子供 ゲーム
- iPad 対戦 子供
- iPad 3歳児
- iPhone アプリ ゲーム 3歳
- iPad 無料 アプリ 子供
- iPad こども
- 3才 アプリ iPad
- iPad 子供 車の運転
- 10歳 子供 遊び
- アプリ 子供
- iPad アプリ 6歳
子ども:無料だとお金にならないじゃん
パパ:でも「こんなのもあるんだ」ってほしくなるかも
教育系の検索キーワード
- iPad アプリ 算数 図形
- iPad アプリ 教育 1年生
- iPad 算数
- iPad アプリ 漢字の勉強 小3
- iPad 子供の教育によい
- iPad 漢字の練習アプリ
- iPad 教育 アプリ
- iPad 子供 英語 アプリ
- iPad アプリ こども 英語
- iPad 勉強 子供
- iPhone 5歳 教育
パパ:親は教育に良いアプリを探してるんだね
子ども:ママと同じだ
対戦・マルチ系の検索キーワード
- iPad 二人で楽しむ
- iPhoneアプリ 一台で二人対戦
- iPad アプリ ゲーム 対戦 4人
- iPhone 同士 対戦 ホッケー
- iPad アプリ 二人で出来る ゲーム
パパ:誰との対戦なのかわからないけど、ふつう親子だよね(偏見)
特定のゲームに関する検索キーワード
- Trundle 攻略
- Trundle iPad 攻略
- TowerMadness 解説
- TowerMadness 対戦
- ゲーム 爽快 Angry Birds
- Angry Birds ぬいぐるみ 日本
- Angry Birds つまらない
- iPhone アプリ モノポリー Bluetooth 遊び方
- Homerun Battle 3D
- iPod Touch Sim City 遊び方
パパ:こういう特定のゲームについて調べている人もいるんだね。
子ども:そういうこと書いていないのに。
パパ:だから「間違えて変なサイトに来た」って去っているのか、実は「これも面白そう!」ってクリックしてるのか、調べる必要があるね
パパ:いや~、ロングテールで調べると実に興味深いな…。最近はデジタルネイティブがいっぱいなのか。3歳とか負けてる。時代は変わったな。なるほどね..。
子ども:はやくしてよ
パパ:あ、ごめんごめん。ひとりごと。で、どうだった?キーワードからいろんなことが分かるでしょ。
子ども:はやくいくらか教えて。長い!
結果発表
パパ:わかったよ。約150円でしたー!
子ども:約150円・・・。アプリ1つぐらいは買える!
と、アプリを買うためにiPadを探して走り去っていきました。
10歳のこどもにWeb解析の面白さを伝えたかったんですが、ちょっとディープすぎたかも…最初は重要性を理解してもらい、モチベーションを高めないと、めんどくさい、大変、と毛嫌いされてしまう。って組織におけるWeb解析の啓蒙・推進活動と同じではないですか。熱意のあまりパパは暴走していたようです。反省。