3歳の告白:おもちと母乳
産まれた時からブロードバンドと携帯があったデジタルネイティブのいくみくん。
3歳の時に届いた驚きのメールを紹介します。
2003年にWebコンサル会社でIAだった時、河口湖でマネージャー合宿がありました。
翌朝に最寄駅でお土産を買い、
いまから でんしゃ にのるよ。しんげんもち をかったよ♪
と携帯でメールしたところ、こんな返事が。
しんげんもちすきなのーでもおっぱもすきです
3歳4ヶ月で、まだ卒乳していません。
幼稚園もまだです。
信玄餅が好きだと限定的に宣言してしまうと、もう母乳がもらえなくなるかも、周りのお友だちはもう卒乳してるし、と不安になったのでしょうか。
おっぱ(母乳)も好きなの、と付け加えています。「です」というあたりに真剣さが感じられます。
携帯だと、数字を何度か押せば「さ」「し」「わ」「を」「ん」「か」「き」「く」「け」と入力できるので、手で書くよりも楽なんです。手だとまだこんなです。
お餅と母乳が同じ土俵で比較され、しかもそれが子ども自身の言葉で表現されてリアルタイムで伝えられる時代。
実は子どもはいろんなことを考えているんですね。ガジェットを通じて、従来は分からなかった心の内が明らかになる。
ITで変わるのは子どもではなく、周りの大人の意識なのかもしれません。
次は4歳のメールを見てみましょう。さらに成長が見られます。