10歳による驚きのFirefox検索方法
11/28(日)夕食を食べた後、子どもが言いました。
KAT-TUNの新曲が出たらしいよ。Mステのランキングに入ってた。
10歳の発言と思えないな、と思いつつ、へぇ、と生返事をしたところ、PCデスクに移動して、Firefoxで検索し始めました。
どう検索するのか興味があったので、後ろから観察してました。
10歳の検索行動
YouTubeで検索するんだろうな、という予想に反して、Firefox右上の検索ボックスで「KAT-TUN」とタッチタイプしてエンター。
Googleで検索結果がたくさん表示されました。
それだけだといろいろ出すぎて探せないよ、とアドバイスしたところ、
KAT-TUN 新曲
で再度検索。ところが、昔の新曲が検索結果に表示されてしまいました。
いつの新曲かわからないね、とアドバイスしたところ、今度は
KAT-TUN オリコン
オリコン?いや、それじゃ…、と言おうとしたところ、一番上に表示されたオリコンのアーティスト関連ページを開き、
2010年11月に「CHANGE UR WORLD」が発売された、という新着情報を見つけました。なかなか慣れてるな…。
曲名をマウスでなぞって選択しています。まず、曲名を調べて、次に動画を探すようです。
よしよし。実は選択テキストの右クリックでそのまま「Googleで検索:」できるよ、コピーしてアドレスバーに貼り付けるより楽だよ、とアドバイスしようとしたところ、なんと、そのままFirefox右上の検索ボックスへドラッグ&ドロップしました。
えっ?ドロップするだけで検索が実行されるの?!
エンターやクリックは不要、余計なタブを開かないので、タブを閉じる必要もありません。
ちょっとやってみてください。
右クリックの「Googleで検索:」よりも効率が良いではないですか…
へぇ(そんなことできるんだ…)と心の中で軽い敗北感を感じていたところ、
すげーだろー
この方法が意外な方法で、効率も良いことを自覚しているようです。ど、どうやって見つけたの、そんな方法?いや、やってみれば気づくのかも?いろんな方法を試してみれば発見がある。優劣を判断できて、その結果を覚えていれば、常に改善できるということか。
かつてはIA(UIデザイナー)だったパパはずっと古くて非効率な方法に疑問も抱かずに検索してきた。頭が固いと、頭が柔らかいとはどういうことかも想像できなくなるのか?
検索結果で一位に表示されたサイトをクリックして、難なくPVを視聴することができました。
YouTubeに対する考え
ぱぱ、さいきんへんなの。どらえもんがすぐ見れなくなるの。
と小1のころに相談を受けて以来、YouTubeはあまり信頼していないようです。その時に著作権について教えてあげたので、それ以来避けているのかもしれません。いや、ライブやアマチュアバンドのコピー演奏は見ているので、見つからなそう、と最初から分かっていてGoogle検索したのかも。
見つけるまで、わずか30秒程度。クリックも最低限です。速いだけでなく、マウスやキーボード操作が最低限なのです。このスゴさを定量的に評価するため、いつかUIの評価手法であるGOMSモデルでパパの検索方法と詳しく比較してみたいと思います。
次回は、デジタル系ではない軽い話題についてです。