Google ColaboratoryでR言語を使うためには、追加インストールやセッション強制終了などが必要で、毎回数分間かかるという状況でしたが、2月頃にRのカーネルがこっそりと追加されたようで、面倒なハックは不要になりました。その方法についてのメモ。

カーネルを確認

まず、Google Colaboratoryにデフォルトでインストールされているカーネルを確認するため、以下を実行します。

!jupyter-kernelspec list

kernels/irが表示されれば、Rのカーネルが入っているということ。

Google Colaboratoryのカーネル一覧

2019年4月3日時点で、Swiftも入っているようです。

Rのカーネルに切り替える

カーネルは入っているのにGoogle Colaboratoryのランタイム変更画面に「R」がまだ表示されず、選択できないので、Notebook(.ipynb)ファイルをダウンロードし、テキストエディタで開いて以下の部分を編集します。

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"kernelspec": {
"name": "ir",
"display_name": "R"
}
NotebookをText Editorで開く

終わったらこのNotebookをアップロードして開くだけ。
ランタイムのタイプを確認すると「R」に切り替わっていることがわかります。

NotebookのKernel設定がRになった

あとは普通にRが使えます。

Google ColaboratoryでR言語が使える

簡単!

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